GCPを始める ~VPC:カスタムモードネットワークの作成~
VPC を構築したいと思う。
前回は、簡単な自動モードによるネットワークの作成を行った。
今回は、カスタムモードによるネットワークの作成を行う。
前回はこちら → GCPを始める ~VPC:自動モードネットワークの作成~
特徴
- 自分で選択したリージョンにサブネットを作成することができる。
- サブネットの IP アドレス範囲を自由に定義することができる。
- ネットワークの作成時にサブネットを作成することも、後でサブネットを追加することもできる。
手順
- GCP Console で [VPC ネットワーク] ページに移動します。
- [VPC ネットワークを作成] をクリックします。
- ネットワークの名前を入力します。
- [サブネット作成モード] で [カスタム] を選択します。
- [新しいサブネット] セクションで、サブネットに次の構成パラメータを指定します。
- サブネットの名前を入力します。
- リージョンを選択します。
- IP アドレス範囲を入力します。
- [完了] をクリックします。
- VPC ネットワークの [ダイナミック ルーティング モード] で [リージョン] を選択します。
- [作成] をクリックします。
終わりに
カスタムモードでのネットワークを作成することができた。
必要なリージョンの VPC ネットワークを作成できるため、自動モードよりもこちらのほうが汎用性は高いと感じる。
公式ドキュメントでは、セカンダリ IP 範囲の設定や、フローログなどの手順も記載されているが、最低限の VPC ネットワークを構築する分には、これで十分だと考えている。